大型では50cm近くまで成長する。側線のすぐ下から背中にかけて茶色の縦ジマが3本ある。中・小型はとくに縞が鮮明だが、大型になると目立たなくなる。本州中部以南に分布し、初夏に産卵のため岸近くにやってくる。産卵を控えたイサキは大群で押し寄せ、根の中層を占拠するが、その場所は毎年決まっているという。中層に密な魚群を形成するため、船からサビキ、カラバリ、コマセ釣りなどで釣るのが一般的だが、接岸中は磯からも釣れる。
食べてもたいへんおいしい魚であるため、各地でイサキ釣りは人気がある。群れで行動し、コマセによく集まる。このためイサキ釣りはコマセの使い方が重要とされる。沖釣りではシャベルカゴ、ビシを使った釣りで、コマセ、付けエサはオキアミを使う。小型が多い群れではウイリーやスキンのバケもいい。磯釣りはカゴ釣りが主流で、反転カゴにオキアミをエサにする。大型を釣るなら磯の夜釣りがいい。
目次
生態について
分類 | スズキ目コショウダイ亜科イサキ科イサキ属 |
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別名 | イサギ |
大きさ | 40~50cmほどが一般的。 |
釣期 | 3~12月と長めの釣期。5~7月がベストシーズン。 |
美味しい食べ方 | クセのない白身で様々な料理に合う。お刺身や塩焼き、煮付けなどが人気。 |
釣りの難易度 | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
引きの強さ | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
珍しさ | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
補足 | - |