浅い防波堤のテトラの間や、潮が引いたときには岩が出るような荒磯の岩の割れ目などから、水深100mくらいの深場まで生息。岸からの釣りと船の釣りでは多少釣り方、仕掛けが違う。ウミタナゴ、メバルなどと同じ胎生魚で、冬から春にかけて多数の仔を産む。岩の割れ目などにいるため、網を使う漁業の対象となりにくく、一般に売られることは少ないが、食べて大変おいしいことから、釣り人の評価は高い。
岸から釣る場合、いくつかの方法があるが、普通は投げ釣りの仕掛けを使う。ただし、カサゴは岩礁底にいるため、キスやカレイと違って根掛かりが激しい釣りとなる。逆に言えば根掛かりの少ない場所ではカサゴは釣れないといっていいだろう。カサゴ釣りで面白いのは探り釣りである。これは図のような仕掛けでテトラの間や、潮が引いた磯の岩の隙間などに仕掛けをたらしていく方法である。
目次
生態について
分類 | カサゴ目フカカサゴ科メバル亜科カサゴ属 |
---|---|
別名 | ガシ ガシラ アラカブなど |
大きさ | 10~30cmほどがよく釣られる。 |
釣期 | 冬から春にかけてが狙い目。時間帯は夜がおすすめ。 |
美味しい食べ方 | クセが無く美味しい魚。煮付けがおすすめで、お刺身や唐揚げも人気。 |
釣りの難易度 | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
引きの強さ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
珍しさ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
補足 | - |