北海道南部から九州にかけて、流れが速くて玉石の多い河川の上中流に広く分布している。産卵期は2月から4月ごろ。10日くらいかけて、石の裏側に黄色い粘着性の卵を産み付ける。釣期は1年中だが、産卵時期から秋口ごろまでが釣りやすい。
最大体長は12cmほどで形態はハゼに似ているが、腹には吸盤を持たないので識別できる。近似種にはウツセミカジカ、ハナカジカ、カンキョウカジカ、ヤマニカミ、カマキリなどがいるが、いずれも貪欲で小アユなどを呑み込んでしまうほど。本来の食性は動物質だが、植物質も積極的に食う。
目次
生態について
分類 | カサゴ目カジカ科カジカ属 |
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別名 | なし |
大きさ | 15cmほどが一般的サイズ。 |
釣期 | 秋から冬にかけて寒い時期によく釣れる。 |
美味しい食べ方 | 新鮮なものはお刺身で、揚げものや鍋でも美味しい。 |
釣りの難易度 | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
引きの強さ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
珍しさ | ★ ★ ★ ☆ ☆ |
補足 | - |