本州中部以南の比較的浅い海にいて、船だけでなく磯や防波堤からも釣られている。ざらざらした表皮は簡単に剥がせることからこの名前がついた。口が小さく餌を食べるとき落下の速度と同じにするのでアタリが出にくく、知らない間に餌を取られてしまう。食べてもおいしいこの魚を釣るにはテクニックが要求され、船の人気魚となっている。また、好奇心の非常に強い魚なので、仕掛けの上に集器と呼ばれる独特のものを付け、魚をこれで寄せ集める。集器はプラスチックや貝殻などの光るもので、目立つものがいい。2~3本バリで、餌はアサリのむき身をハリに隠すように刺す。
仕掛けが海底に着く前後がアタリの出るときなので、この時は竿先に全神経を集中させる。オモリが底に着くと、糸がフケるのですぐにたるみを巻き取って、軽く仕掛けを持ち上げて食いを誘う。このとき竿先にクッというアタリが出る。しかし、知らない間に餌を取られていることが多いため、アタリがなかったら仕掛けを上げて餌の確認をするといい。
目次
生態について
分類 | フグ目カワハギ科カワハギ属 |
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別名 | ハゲなど |
大きさ | 25cmほどが一般的によく釣られる。 |
釣期 | 沖釣りではほぼ周年。身を楽しむなら7~8月の夏、肝なら冬の11~1月がおすすめ。 |
美味しい食べ方 | お刺身や鍋にすると非常に美味しい。焼きやフライも人気。 |
釣りの難易度 | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
引きの強さ | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
珍しさ | ★ ★ ☆ ☆ ☆ |
補足 | - |