メバルの仲間は数種類あり、分類についてはまだ確定していないところがある。釣れる場所によって魚体の色が違うが、同種という説が支配的である。浅い海の岩礁底でアマモなどが生えている場所にいるものは黒っぽく、クロメバルとも呼ぶ。これは主に関西の防波堤や船で生きたモエビなどを餌に釣られているほか、ルアーの対象魚でもある。沖の船で釣られるものは色が黄色~橙色であることから、オキメバルとも呼ぶ。これは主に胴付き仕掛けで釣る。
メバルは大きな目からその名前がついたように、大変目のいい魚である。ハリスが太いと見破られて食いが悪くなる。とくに浅場のクロメバルではハリスは細くし、ハリなども刺さりのいいヤマメバリなどを使う。メバルはそれほど暴れないから細い糸でも切れにくい。沖の胴付き仕掛けではアタリが竿先に出ても、すぐに上げないで、追い食いさせて一度に数尾ずつ効率良く釣る。メバルの根は小さく、すぐに外れるのでタナの確認は頻繁にすること。
目次
生態について
分類 | スズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属 |
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別名 | 標準和名「アカメバル」「クロメバル」「シロメバル」3種の総称 |
大きさ | 20cm前後が一般的サイズ、最大40cmを超えるものも。 |
釣期 | 周年釣れるが、冬から春にかけてがベストシーズン。 |
美味しい食べ方 | 煮付けにするのがメジャー。ムニエルや酒蒸し、唐揚げなど和洋幅広く楽しめる。 |
釣りの難易度 | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
引きの強さ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
珍しさ | ★ ☆ ☆ ☆ ☆ |
補足 | - |