釣りの中でも、船釣りは夢の大物狙いや仲間と競う数釣り、とにかくおいしい魚を、などなど目的は様々ですが楽しい釣りばかりです。が、同時に絶対に避けて通れないのが船酔い・・・。
そこで非常に乗り物に酔いやすく、船釣りはもちろん磯渡しの船でも船酔いする、そんな筆者の経験から様々な船酔い対策についてご紹介します。
体調管理
何といっても睡眠を十分にとること。インターネットで調べると絶対出てくるので、「え、それは知ってるよ」となる人も多いと思いますが、これが一番大切です。超が付くほどにこれは大切です。この後の対策をしても睡眠不足は非常に影響が強いです。筆者は最低4時間は寝るようにしています。車中泊をするなら睡眠環境を整えましょう。今は寝袋やマットなどいろんなグッズが売られていますよ。
食べ物
睡眠にも影響するのですが、まず前日の夕飯です。脂っこいものや辛いものなど胃に負荷のかかるものはなるべく控えます。普段は大丈夫でも「船に乗る」という普段とは違う行動をするので控えます。消化にいいものを軽めに食べておくくらいが理想です。筆者はいつも月見うどん一玉を徹底しています。少し物足りませんが、たのしい釣りのため控えめです。
また、好きでやめられない、早く寝るために、とお酒を飲まれる方もいるようですがこれも胃に負担をかけるのでやめておきましょう。たくさん釣れたらそのあとにもっとおいしいお酒が待っています。
当日の朝ご飯は食べましょう。空腹も睡眠不足と同じくらいダメです。ですが満腹も禁物ですので腹5~6分目くらいを維持するようにしましょう。筆者は梅おにぎり1個とお茶、野菜ジュースを乗船1時間前までに食べています。酔い止めは食後に飲みます。朝ももちろん脂っこいものは控えます。カレーパンや総菜パンはもちろん、バターがたくさん使われたものや生クリームなども人によっては酔い易くなります。船に乗っているときも空腹にならないようにおにぎりやお菓子などを適度につまみましょう。でもごはんを食べるとかえってダメという方もいます。ご自分がどちらの方がいいのかは試してみて探してみてください。
それから炭酸飲料やカフェインを多く含むものは控えます。朝が早いのでエナジードリンクやコーヒーなども飲みたくなりますが、どちらも胃に負担をかけるのでオススメはできません。筆者はコーヒーが好きなのですが、帰りの車まで我慢です(泣)
服装
船酔いに服装?と思われた方、もしかしたら船酔い原因はこれかもしれません。特に冬の船釣りで多くなりがちなのがこのパターンです。 冬場は寒いのでつい、肌着、シャツ、シャツ、ミドラーと着てから防寒アウターとなっていませんか?防寒アウターの中にたくさんの服を着こみすぎて体を締め付けているかもしれません。
ストレッチタイプの肌着は問題ありませんが、シャツやミドラーを重ね着しすぎると体を締め付けています。筆者はストレッチの肌着、シャツ、カイロ、ミドラー、レインコートと着ています。防寒アウターを着る場合はミドラーを薄めにすると窮屈にならずにいいですよ。着る物を減らせばカイロを足したりできるのでそれで調整もできます。
また、ストレッチタイプの肌着を選ぶときはネックの無いものを選びます。ハイネックの場合、首を締め付け船酔いに近づきます。首はゆったり目のネックウォーマーで対処します。夏場はあまりないですが同じようにネックのあるものは避け、ネッククールなどで対策します。
そして最後は足回りです。釣りのブーツなどはタイトなものが多く、必ずしもベストフィットということはありません。冬場は靴下を2枚履く、防水ソックスなどで一回り足が大きくなっているということもあります。足も体同様締め付けないものにします。ただしブカブカなものは危険ですので試着などをして程よいものを見つけてください。
最後に
いかがでしたか?今回ご紹介したものは筆者個人の経験によるものなので、当てはまらないこともあるとは思います。しかし、一度も試していない方はぜひやってみてください。意外と変わるかもしれません。パート②は実際に船に乗った時の注意や対策法、対策アイテムについてをご紹介します。
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