秋~冬になると巨大鰤を求め海にジギングに行きたくなるのは、私だけではないだろう。
これからのシーズン、10Kgを超える巨大ブリを狙ってアングラーが終結する。
そんな私も約2年ほど前の10月に、初めて鳥羽のジギングに挑戦した一人である。
今回は、初めてのジギングでも巨大ブリに出会うことができた、鳥羽が生んだ名作ジグをご紹介します。
スレて口を使わない難易度AAA級の巨大ブリを狂わすジグの正体とは?!
それでは早速これからのシーズンにオススメのジグをご紹介させていただきます。
ダイワ/ソルティガTBジグ
サイズ(g) | サイズ(mm) | メーカー希望 本体価格(円) |
---|---|---|
120 | 190 | 1,900 |
140 | 200 | 2,000 |
160 | 210 | 2,100 |
180 | 220 | 2,150 |
200 | 240 | 2,250 |
220 | 260 | 2,400 |
口を使わない巨大ブリ攻略のために生まれたロングジグ
鳥羽発の巨ブリ攻略ジグ。アングラーが一日中しゃくり続けることを考え、しゃくりの疲労度が少なく、しかししっかりと飛ぶ性能を満たすジグとして開発。幅と重心のバランス、そして水圧をスムーズに後部へ流して巻き重りを軽減するダイワ独自のジグ形状レジストウイング形状により、コントロール性も抜群。飛ばすタイミングを取りやすく、距離を飛ばしたくない状況においては、ロッドコントロールで操作することが可能だ。柔らかめのロッドで扱いやすい設計になっている。またカラーリングは、魚を惹き付ける要素が高いオールホロを全モデル採用。ホロのパターン組み合せだけでどこまで演出できるかを考え、数種類のホロでカラーリング。スレたブリを反応させるために、動きとカラーにとことんこだわり作り上げたモデルだ。
カラーラインナップ
ヘアライン/フラッシュホロ | フラッシュホロの明滅効果に加え、ヘアラインホロがシラスの群れを演出するカラー。 |
---|
パラレル&プレーン/マグマホロ | 片面に異なるホロを組み合わせ、シルエットを操作。マグマホロの複雑な煌きがターゲットを魅了する。 |
---|
フラッシュ/パラレルホログロー | 片面のヘッド部分にグローを配したイカパターンに効くモデル。 |
---|
ピンクグロー | グローベースにピンクヘッドカラー。イカパターンなど近年注目のフルグローベースタイプ。 |
---|
アカキングローヘッド | 片面パラレルホロベース、半対面ヘアラインホロベースで、パターンの異なる組み合わせでフラッシング効果を高めたアカキンパターン。 |
---|
フラッシュ/パラレルホロピンク | 片面パラレルホロベース、半対面フラッシュホロベースでパターンの異なるフラッシング効果を高めたピンクパターン。 |
---|
TBジグ開発ストーリー
日本各地に、その地域の魚の習性を把握し、誰よりも釣る名船長がいる。そんな船長達のノウハウを形にした、ロコ発信の「本当に釣れるルアー」
日本各地に誰よりも釣る名船長がいる。その地の魚を研究し、状況ごとに魚の習性を把握し、それに応じたメソッドを提唱して、難攻不落な状況においても釣果を上げる船長たち。そんな船長たちは、どのようなものを必要としているのか? そんなことを現場へと赴いてとことん聞き、そしてその考えを具現化して、よりベストなジグを作り出す。そんなコンセプトのもと、今回のソルティガジグの製作は進められた。
そしてその第一弾としたのが三重県・鳥羽発のモデルである。この地域には、口を使わないスレた巨ブリがいる。そんなブリを自身のメソッドで釣り上げている若い遊漁船船長がいるという話を耳にした。そこでそんなブリに効果的なジグの動きを徹底的に聞き、プロトモデルを製作。そこから鉛を削ったり盛ったりといった微調整を繰り返し、鳥羽の巨ブリに対して理想的な動きが出るように調整。そして出来上がったTBジグのサンプルを現地へと持っていったのである。
当日は、予想通り魚が口を使わないという状況であった。バイトするとすれば、小さいジグだろうという皆の予想。しかし、持ち込んだ220mm以上のロングジグにブリはいとも簡単に口を使ったのだ。しかも一度だけでなく、結果として船長たちも驚くほどの釣果を叩き出したのである。ちなみに釣れたブリの腹の中には、何も入っていなかった。口を使っていない状況の中で、明らかにこのジグの動きに反応したのである。そしてこのジグの性能を確信し、日本海でもテストを敢行。するとまたしてもこのジグでしか反応しないという状況に遭遇。さらに他のジグが当たっている状況で、このジグには大型のブリがヒットしてくることが多かったのだ。
毎日のように海に出ている船長だからこそ分かることがある。魚が反応する動き、そしてカラーなど…。釣れるジグを作る方法として、そんな凄腕船長の意見をもとに形にし完成したのがこのTBジグである
TBジグの水中アクション動画
最後に
2年前の秋に初めて挑戦した鳥羽の大型鰤狙いのジギング!
1日シャクリ続けても、疲労感が圧倒的に少なく、巨大鰤に出会わせてくれたTBジグ!
秋のタチウオパターンの時も効果的ですし、食い渋った状況下でも魚を狂わすパワーのあるロングジグ。
絶対釣りたい人には必需品ですよ♪最後の切り札的な存在です!(笑)
これからのシーズンの鰤は脂がのって、刺身にしゃぶしゃぶに最高ですよね!!
あ~思い出したら食べたくなってきましたぁあ!(笑)
食欲の秋!ジギングで鰤を釣ってからのしゃぶしゃぶコース!やっちゃいましょう!!