釣りの仕掛けは市販で十分という人も多い中で、仕掛けを手作りする人、したい人、は意外と多いのではないでしょうか?自分だけのオリジナル仕掛けで釣りたい、仕掛けは作った方が安い、などなど思いは様々。でも難しいのでは?と思う人も多いのではないでしょうか?そこで仕掛け作りにあったら便利な様々なアイテムをランキング形式でご紹介します!
もはや必需品!?仕掛け収納グッズ
市販のものを使っていた人が仕掛けを作るときに忘れがちなのが、作った仕掛けをどうするか。市販の仕掛け場合当然パッケージで保管しますし、元の台紙に巻いてけばなんとかなるもの。ですが、自作となると何かしらに巻きたいものですよね。発泡スチロールでもできますが、やはり専用の製品は使い勝手が全然違います。そんな仕掛け巻の使用感トップ3がこちら!
第3位 マルシン漁具 EVAかんたん仕掛け巻
EVAという硬いスポンジでできた仕掛け巻です。一番の利点は針をどこにでもさせるところ。枠だけの仕掛け巻は針がたくさんある仕掛けの場合、先端以外の針がうまく固定できずまとめてしまっておくと取り出すときにくちゃくちゃになることも・・・これならスポンジに張りを指すのでプラプラせず便利ですね。堤防で使うサビキなどにはこれが結構便利です。 ただ、仕掛けが折り返しのところで曲がり癖がついてしまうことと、太い仕掛けなどでは両端の折り返しのところに力がかかり仕掛け巻自体が変形したり、糸が仕掛け巻に食い込んでいってしまうのが難点です。
第2位 メイホウ ニュー仕掛け巻
よくある枠状の仕掛け巻の改良版。針をひっかけるところが多く設計されているのでいろんな長さや、針がたくさんある仕掛けでも収納しやすいのが特徴です。本体は硬めのプラスチックなので太い仕掛けでも安心して巻いておけます。ハゼ釣りや投げ釣りの仕掛けのほか、淡水でのウキ釣りの2本針仕掛けなどにもいいですよ。 欠点はやはり仕掛けが折り返しのところで曲がり癖がついてしまうこと・・・
第1位 タカ産業 ハードスポンジ仕掛け巻ケース付き
これは正直想像以上でした。いろんな仕掛け巻の欠点をうまく回避し、でも利点はなるべく残していく。そんなある種の完成形です。まずは枠型仕掛け巻の欠点の癖がつきやすいところを円形にすることでかなり解消。でも丸い仕掛け巻は他にもありますが、これは素材がハードなスポンジ。つまり3位と同じく針がどこにでもさせるんです。さらに意外とありがたいのが専用ケース付き。ハードケースはかさばりますが、これは柔らかいEVA素材なので多少はギュッと圧縮もできます。総合的にはいろいろうれしいこれがベストでした。
現場でも頼れる味方 針結び器
仕掛けを作るときの難点はやはり針を結ぶところ。特に小さめの針は仕掛けを作る際に意外とうまくいかないもの。そう思う人は意外と多いのではないでしょうか?そんな時に便利なのが、針結び器です。いろんなタイプがありますが、いつも同じ程度の強度や完成度でで出来上がるのもこういった道具を使う際の良さですね。用途別で順位はつけにくいですが、ベスト3がこちら。
第3位 ルミカ お結び名人
針結びに自信がなければとりあえずこれを買うのをお勧めします。針結び器の中ではリーズナブルで、道具を使って針を結ぶことに慣れるにはいいアイテムです。お気に入りポイントは機械ではなく電池も使わないため、船釣りなどの波しぶきや、ごみが入っるなどでは壊れにくいため、現場向きというところです。
第2位 ハピソン 乾電池式 薄型針結び器
電池式の自動針結び器です。慣れてしまえばこれほど手軽なものはありません。寒くて手がかじかんでいても、針や糸が細くても対応範囲内であればいつも同じように結んでくれる優れものです。そしてなにより手のひらに収まるほどコンパクト。渓流や磯などのベストのポケットに入れてもかさばりません。
第1位 ダイワ 速攻 針結び器
こちらも電池式の自動針結び器です。針と糸の対応範囲も広く、一般的な釣りならばほとんどカバーできるのではないでしょうか。そして手にフィットするピストル形状が2位との差。多少2位より大きくはなりますが、手にフィットする分、落とすなどの心配が少なくなりますね。
こだわりたいなら必要かも バイス&ボビンホルダー
これらは正直使ったことのない人も多いかとは思います。ですが、ジギングのアシストフックやルアーのティンセル付きフック、フライの自作などには便利すぎてほぼ必須のアイテムでもあるのがバイスとボビンホルダーです。バイスはフックをしっかりと固定できるので指では力が入らない小さな針や、仕掛け作成時に力を必要とするような大物用の仕掛けなどを作るのに便利です。ボビンホルダーはバイスで固定した針にボビン糸で下巻きをするのに便利なアイテムです。正直なくてもできますし、代用できるといわれるともいわれますが、全く違います。この違いは使った人のみがわかる快適さです。ここはバイスとボビンとでそれぞれのベスト3をご紹介!
アームの自由度は目的に合わせて バイス
違いが分かりにくいのに値段の幅が大きいので訳が分からなくなってしまうのがバイスかもしれません。そんなバイスをランキング形式でご紹介。参考にしてみてください。
第3位 バレーヒル プロAAバイスEX
第2位 バレーヒル アングラーバイス
目的を問わないという意味では1位かも知れないのがこちら。主にアシストフックやラバージグなどの作成に作られたものです。フックの固定がノブ式なのでしっかり固定ができます。
第1位 ティムコ TMCバイス2 ブルー
フライタイイング用の専用モデル。バイスにフックを挟んだ状態でフックをあらゆる方向から見れるように設計された、フライを作るためのバイスです。どの角度においても作成時に邪魔にならない絶妙な設計と、固定できるフック幅が圧倒的な範囲で淡水のドライフライはもちろん海水のストリーマーまで対応できます。
小さな違いが大きな違いに ボビン
どれも同じように見えるかもしれませんが、このちょっとの違いが使い勝手に大きな違いを生み出しています。こちらも値段の差が大きいので用途に合わせて選ぶのがいいです。
第3位 オーナー ボビンホルダー
リーズナブルでボビンホルダーって使ったことないけど?という人向け。注目していただきたいのは糸が出る先端の形状です。微妙にラッパ状に広がっているのが特徴で、根巻き糸がこの筒の角にあたって切れるのを防いでいます。さらに、金属製のため摩擦での熱が逃げやすく、チューブも太目で力を入れることも念頭に置かれた商品です。ジギングなどのアシストフック作りならこれで十分です。
第2位 タックルインジャパン セラミックスーパーボビンホルダー
その名の通り、セラミックを用いたボビンホルダーです。セラミックは摩擦が非常に少なく、摩擦熱を発生させにくい素材です。そのため、細めの下巻きの根巻き糸を撒く場合や、鮎の仕掛けなど、細い糸を巻くのには最適です。さらに真ん中の黒いパーツでアームの強さを調整できるのでボビンの引き出しの強さを変えることができます。
第1位 ティムコ アジャスタブルマグネットボビン
もしかしたらここまで必要なのはフライマンだけかもしれません。ですがその使い勝手の良さは絶妙です。まずセラミック仕様のため、2位と同じく摩擦熱が発生しにくく根巻き糸切れを最小限に抑える仕様です。さらに、そのセラミックチューブは長さ調整が可能なため、お好みの長さに調整できます。そして、ボビンストッパーの強さを磁力で調整する仕組みのため、安定かつ一定の力でスムーズに糸が引き出せます。この磁力調整は実に画期的です。
最後に
いかがでしたか?釣りの仕掛けには絶対はありません。だからこそ自分で作った仕掛けで釣れるとまた違った楽しさが溢れますよ。この記事を参考に仕掛けの手作りを始めてみるのはいかがでしょうか?また、ここで紹介したアイテムは普段の釣りでも便利なものがたくさんあります。ぜひ、あなたの想像を膨らませて、釣りをより楽しいものにしてみませんか?