初めての魚釣り

マグロの釣り方【ビンチョウマグロジギング決定版】

しっかりした道具選びが重要

相手は大物です。
しかも遊泳力の高い魚が相手なのでしっかりした道具選びが重要です。
それと釣期が冬場の為季節風に晒されることが多くなります。
防寒対策と同時に揺れる船での釣りになるので、
デッキ用ブーツ等足元も滑らないようにしっかり対策をしましょう！
竿は6ft(1.8m)前後で300g前後のジグが使えるもの。
魚の引きが強いので最初は粘りのある調子が魚が掛かってからが楽なのでしっかり曲がるタイプがオススメ。
リールは巻上げ力のあるジギング用リールの両軸、スピニングどちらでも良いが
PEライン3～4号が300ｍ以上巻けるタイプで体力に自信の無い方は電動リールの使用がオススメ。
リールに巻く糸以外に「リーダー」と呼ばれる先糸が必要なのと「ジグ」と呼ばれるルアー、
専用の鈎である「アシストフック」が必要。
又これらの取付にはスプリットリングと専用のプライヤーが必要になります。
いづれもバランスが悪いと竿が折れる、糸が切れる、鈎が曲がる・・・等
トラブルの原因となりますのでよく吟味しましょう！

ビンナガマグロ釣りの仕掛けについて

仕掛については太さが異なるだけで通常の近海ジギングと同様です。
リールに巻くラインは10m毎に色分けされた
PEラインの3～4号を300ｍ～400ｍ巻いておきましょう。
そしてPEラインの先にリーダーを取り付けます。
リーダーは60lb～80lbクラスのフロロカーボンラインが
吸水劣化や船べり等に擦られても強いのでオススメです。
長さは3～5ｍほど取り付けておきましょう。
リーダーの先はリーダーとルアーと鈎と取り付ける「接続金具」が必要で
糸のヨレを解消するのにも役立つボールベアリングスイベルを
リーダーに結びそこに、スプリットリングと呼ばれる
リングでアシストフック（鈎）とルアーを接続します。
その日の海の状況に応じてルアーや鈎を交換する必要があるので
取り外し可能なリングでの接続が必須になってきます。
又鈎の取付はジグの上と下両方に一本づつ取り付けるのが
ヒット率、キャッチ率が安定しています。
フックサイズはメーカーにより異なりますが
5/0～7/0クラスが必要となります。

ビンナガマグロ釣りのジグについて

ジグは海況により複数本必要となります。
その日の内でもヒットジグが変化する事も多いので
最低限250g、300g、350gは用意しておきましょう。
また事前に船長等に海況を問い合わせて
必要な重さが何gかを確認しておく方が無難です。
日によっては400g以上が必要な場合もありますので注意して下さい。
基本的にはロングジグでのヒット率が高いとされていますが、
その中でも薄い形のものと肉厚の丸みを帯びた形のものと
二種類あると状況対応力が高くなります。
具体例　薄い形・・・リスキー、ナガマサ、ゴクウス、SPY等
　　　　肉厚系・・・アイヤーロングジグ、ウロコジグ、SPY-Ⅴ、ｱｰｸ等
いずれのジグも釣果情報としてよく上がってくるジグですが、
相対的に薄い形や細い形のジグは引いてくるのが軽く
広範囲を早く探ったり速い潮流や強風時に活躍します。
反対に丸みを帯びたジグはジグ自体の泳ぎが激しかったり、
揺れながら落ちたりするので低活性時や潮が緩い日、
穏やかな日等に活躍する事が多いです。