マグロの釣り方【ビンチョウマグロジギング決定版】

ビンナガマグロの釣り方講座　-ステップ１-

基本的には基本的なジギングと同じだが…

基本的な近海ジギングと同様ですが大きく違うのが
通常ならジグを底に付けて（着底させて）から、竿で引き上げる（ジャークアクション）や
リールを巻いて（ピッチ）ルアーを動かしますが、
海域がかなり沖で水深が300ｍ以上あるような場所で
釣りをするので基本的に着底はさせず船長からの指示棚を
PEラインの色を見ておおよその深さで釣りをする事になります。

例：）船長「水深90ｍで反応でています」とあったら風や潮の強さにもよりますが
　　　ラインの色を良く見て10色分～15色分ジグを落してシャクリ始めます。
　　　（約100～150m出す事になりますが
　　　　これは船が流されて自分とジグの位置がどんどん
　　　　斜めになっていきますので90ｍの棚に沈めようとすると
　　　　大体これ位余分が必要になります）

シャクる距離としては最低でも30ｍはシャクって様子を見ましょう。
あまりヒットが無いようなら50ｍ前後で様子をみます。
また30～50ｍシャクったら巻いた分を落して
再びシャクるのを繰り返していくと船が流されているので
どんどん竿先から出ている糸の角度が浅く（自分からみて前方に）
なってきて探っている深さが浅くなってきます。
こうすることでも釣る深さを調整できるので
ヒットする確率が上がるのと、ルアーが泳ぐ姿勢が変わるので
一つのルアーでも何通りかのアプローチが可能となります。
こうして3～5回程繰り返したらジグを回収し再び投入します。
この一連の動作を繰り返しヒットを待ちます。
また風や潮の強弱によりジグの流され方が変わりますので
あまり速く流されるようならジグを重くする等して
都度ジグを交換して調整していきます。