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ウナギ

 北海道以南の日本全域に棲息しているが、南方系のため日本が分布域の北限といわれる。
 ウナギの正確な生態はほとんど不明で謎に包まれているといっても良い。南太平洋の深海で孵化した幼魚はレブトケファルスと呼ばれ、黒潮流域の海中を浮遊しながら成長して北上する。体長7cmくらいのシラスウナギに育った幼魚は群れを形成し、冬から春にかけて河口から一斉に遡上を開始する。メスは川上まで遡上するが、オスは湾内や河口付近に留まることが多い。
 湾内や河川に到達したウナギは6~10年ほどで成魚となり、最大級で1.3mほどに達した後、秋口に産卵のため川を下って海に降る。
 釣期はほぼ周年にわたり、初夏から真夏にかけてよく釣れる。土用の丑の日があまりにも有名なため真夏が旬だと思われやすいが、脂の乗りが良くて本当にうまいのは秋口から初冬にかけてだ。
 淡水域や汽水域、また湾内の岸壁などからの陸っ張りや大川の下流域での船釣りのほか、河口付近の川岸の巣穴を攻略する独特の穴釣りがある。

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生態について

分類ウナギ目ウナギ科ウナギ属
別名無し
大きさ40cmほどが一般的に釣られるサイズ。
釣期冬は冬眠するため、4月~11月頃がおすすめ。夜行性なので夜が狙い目。
美味しい食べ方王道はかば焼き・白焼き。鰻丼や肝吸いは絶品。
釣りの難易度★ ★ ★ ☆ ☆
引きの強さ★ ★ ★ ☆ ☆
珍しさ★ ★ ☆ ☆ ☆
補足生食はイクシオトキシンの危険

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