春といえば様々な魚たちの乗っ込みシーズンですね。ということで、三重県古和浦にある、誠久丸さんにて筏釣りを楽しんできました!
古和浦の誠久丸
古和浦での釣りは誠久丸様が多いです。釣り好きで気さくな船長はイカダ渡しのほかに、ジギングやティップラン、タイラバまで出船してくれます。
- 釣行日:2021.03.27
- 天気:晴れのち曇り
- 潮:大潮
- 気温:℃
- 水温:--
- 釣れた時間帯:17時頃
- エサorルアー:エサ
チヌ釣りタックル
ハリの強い竿が好きでいろいろ試した結果、セイハコウシリーズに落ち着きました。
ロッド セイハコウAX145MH | メーカー シマノ | |
リール セイハコウ60SP | メーカー シマノ | |
ライン 筏・かせライン | メーカー FUNTOOL | |
エサ ちぬ太郎筏 チヌパワー徳用 粗挽きさなぎ徳用 ムギコーン ニュー活さなぎミンチ激荒 | メーカー フィッシング遊オリジナル マルキュー マルキュー マルキュー マルキュー | |
その他 針 イカダチヌ3号 勝負チヌ筏3号 | メーカー オーナー 金龍 |
撒きエサと刺しエサ
筏釣りで大切なのはやはりエサです。私はフィッシング遊オリジナルのちぬ太郎とチヌパワー、粗挽きさなぎを加え匂いと集魚力をアップ、さらに視覚的な要素が欲しいのでムギコーンを入れました。押し麦もおすすめです。
そして刺しエサ。あまり多くをもっていくと迷ってしまうのであ私は主に2~3種類。左からオキアミ、ニューサナギミンチ激荒、ニュー活サナギミンチに入っている丸ごとのさなぎです。それぞれを単品で使う場合と組み合わせて使う場合でエサのバリエーションを増やします。
刺しエサはさなぎとコーン
まずは様子見でオキアミ単体で探るとすぐにエサがとられます。エサ取りは朝から元気なようでダンゴが割れてすぐになくなります。表層のエサ取りはまさかの小鯖。5センチほどの小鯖が無限に沸いていました。
オキアミがとられることを確認したため、間をとれるコーンを4個つけで攻めました。すると3月にもかかわらず釣れてきたのはオオモンハタ。意外とコーンが好きなオオモンハタ。9月から10月の温かい時期にはよく釣れてくるのですが、まさか3月にも釣れるとは。この魚は以外にも厄介で、群れでいるのか、食い気の立つタイミングが同じなのか、釣れ始めると何匹も釣れることがあります。その後、さなぎに変えてもさなぎとコーンでも釣れ、4匹ほど釣ることに・・・。でも小さいのですべてリリースです。私は基本的にさなぎなど待ちの釣りが多く、エサ取りには強いエサですが、オオモンハタは何でも食べますねえ・・・
安定のオキアミにヒット
バラして以降魚からの反応がなくなり(当然ですが)とりあえずエサを撒き寄せることに集中します。10個ほどダンゴを落とし、針を結びなおして再度オキアミで探ると、勢いよく引いて行ったのはグレでした。グレが釣れたということは、エサが浮いている可能性が高い。オモリにガン玉Bをつけ、その後もオキアミで探るとグレやアジがぽつぽつ釣れます。それはそれで飽きないのですがばらしたこともあり、チヌ狙いに絞り、オモリを4B、エサをさなぎに変更しました。
あれは・・・アオリイカ!
途中、水面で小魚が何かに追われているのを見かけました。さなぎに変更後もあたりはほとんどなく、その追われている魚たちを見ていると、なにやら黒いものに追われている・・・!あれは、アオリイカ!?チヌ釣りはいったん休憩し、とりあえずヤエンの道具を準備し、釣れたアジをつけて投げて待ちます。
どんなに釣れなくてもあきらめてはいけません。迎えの船がくるぎりぎりのタイミングでヒット。船長に「ちょっとだけ待ってください」とお願いし無事キャッチ。トンカツサイズのアオリイカでした。
一日釣ってみて
古和浦は三重県南部に位置しており、リアス式海岸の地形から、岸近くでも10mほどの水深があります。そのため、一見湾奥の筏でもヒラメやハマチが入っていることもあります。このあたりの筏は大型のチヌが釣れる地域で、小型の数釣りというよりも年無し狙いの釣りになります。最近はどのエリアでも海水温は高く、昨年の12月でもエサ取りとの戦いになり、特にエサ取りの動きが読みにくくなっています。冬の水温があまり下がらず1か月以上早く小鯖が沸いています。それに伴いフィッシュイーターのハタ類も集まり、水温が高いため、アオリイカが水面付近のロープについているといった状況です。チヌの動きは朝夕によっており、一日中狙うスタイルのほか、チヌ狙いは朝マヅメと夕マヅメに絞り、間の時間はステージ作りを兼ねてアジ釣りなどを楽しむ五目スタイルでも楽しめますよ。
筏釣りについて
筏とは比較的穏やかな海に板とフロートで作った筏がロープで固定してあります。真ん中にはトイレとしてテントのようなものがあるところが多いです。その筏の上に船で渡してもらい、釣りをするのが筏釣りとなります。大きく分けてチヌをダンゴエサで寄せて釣るチヌ筏といろんな魚を狙う五目筏がありますが、基本的には一つの筏に1グループとなるので気楽に釣りができます。釣堀ではないため魚が必ずいるわけではないですが、堤防からは届かない海での釣りになるので船釣りよりも気楽に釣りを楽しめます。誠久丸さんでは予約時にお願いするとお昼にお弁当を届けてくれます。湯沸かし器をもって、釣りをしながら筏の上でカップラーメンを食べるのも筏釣りのひそかな楽しみですよ。
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