三重県の紀伊長島にある石倉渡船様へ磯釣りに行ってきました。今からの時期(冬から春にかけて)はのっこみ(産卵)のチヌやマダイが釣れる確率がたかまり、グレ以外も狙える面白い時期だと思います。石倉渡船様の利用の仕方など参考になればと思います。
本日のフィールド
石倉渡船
〒519-3204 三重県北牟婁郡紀北町東長島2682-10
TEL:0597-47-0712 FAX:0597-47-4331
ホームページアドレス
磯釣り・カセ釣り・ボート釣りの石倉渡船|三重県紀北町 (ishikuratosen.com)
料金や予約の仕方はこちらをご覧ください。
アクセス
紀勢自動車・紀伊長島ICを降りて、信号左折し紀伊長島駅方面へ。東長島南を左折し国道42号線を松阪方面へ。
片上南交差点を右折、県道260号線へトンネルを出てすぐ信号右折し、県道766号線を直進約5分で左手にあります。
- 釣行日:2021.03.26
- 天気:晴れ
- 潮:若潮
- 気温:17℃
- 水温:--
- 釣れた時間帯:7時頃
- エサorルアー:エサ
タックル説明 準備したものなど
ロッド ダイワ エアエヴォリューション1.5号5.2SMT | ||
リール ダイワ ラグザス3000HLBD | ||
ライン/ハリス ナイロン2号/フロロカーボン2号 | ||
エサ 生オキアミM 3キロ、ボイルオキアミM 3キロ、マルキュー スーパーハードM 1パック マルキュー 超遠投グレ 1袋、マルキューグレパワーV10スペシャル 1袋 | ||
ウキ G2~3B、針 DMAXグレマルチ針7号前後、 |
針はD-MAXグレ SS マルチを多用しています。フッ素系特殊加工仕様で刺さり抜群です。このシリーズは他にもキープ(長軸、太軸、のまれにくい)スピード(細軸かけやすい)、パワーマルチ(太軸で平打ち高強度)など色々でていますが、使ってみようという人はマルチを試してみてそれから用途、状況に応じてお好みに選べばいいともいます。
釣り場のポイント説明
上がった磯は黒島。大型のグレが釣れることが多い人気の磯です。左側(写真:左)はサラシがでています。ウネっていると波かぶるので注意。中央は(写真:真ん中)わずかにはりだしています。船着き(写真:右)は右側にくぼみがあります。初めての人はここがやりやすいかも。
今回は潮が左から右へ流れており(写真)風はその逆(右からから左へ)でした。船着きで釣ると隣の人の場所に流れて行ってしまうため、中央に構え、左側のサラシの切れ目からのびる泡のスジを探っていく位置に構えました。
状況把握と同調
釣るためのポイントは、フカセ釣りで共通して言えるのがいかに撒きエサとサシエサを合わせるか?これに尽きると思います。簡単に言いますが、風や潮の流れが邪魔して難しくて初心者の人が苦労するところだと思います。私は慣れるまでや未経験の場所では撒きエサをマルキューグレパワーV9のような赤っぽい粉エサよりも私はマルキューグレパワーV10SPのような白っぽい粉エサを使っていました。その理由は、海水(青)に赤っぽい撒き餌は目立つように思いますが、意外とすぐに見失います。これが白っぽい撒き餌だと赤よりも目立ちエサがどこにながれていっているのかわかりやすいです。(状況や人によって赤のほうが見やすい場合もあります。)超遠投グレを選んだのは、まとまりが強いのと白系であることです。風が強いとエサを投げた時などに途中で砕けにくく、狙ったところ(遠く)へ撒き餌をしやすいからです。
まずは、ボイルのみを撒き、様子をみて風も潮の動きも少なかったので浮力BのウキにBのガン玉をつけ、棚は2ヒロから開始しました。
開始早々アタリ
数投目でウキが沈んでいき、アタリ。上がってきたのは30㎝に足らないグレ。ここから1時間ほどで30㎝まで6枚。潮どまりかアタリが止まり、変化をつけるべく撒き餌を混ぜる。10回ほど撒き餌を打って、1投目、今までとはあきらかに大きさの違う引き、止められずハリス切れ。。。ここから状況が変わり苦戦しはじめる。
状況変化に応じて仕掛けを変更
風向きが変わり強くなりウキが流されていくのですが、撒き餌は真下におちていく(流れがない)。撒き餌とサシエサが同調できていない状況になり、ここでウキの形をドングリ形状(写真:左)から丸型(写真:右)また、浮力もBから3Bに変更しました。こうすることで、風に流されにくくなり、その場にとどまることができ、撒き餌とサシエサが同調できました。それからはコンスタントに数を延ばすことができました。
最終、うねりが強くなり釣り座を船着きに変更。ここでも潮の動きは、ほぼなく撒き餌が真下へ向かう。この位置でもポツポツ釣れ続けました。
当日の釣果
結果33㎝までを17枚でした。状況変化にうまく対応し、これがよかったか、最後までポツポツ追加し、結果33cmまでを17枚。途中いいサイズのグレか!?と思いきや40オーバーのアイゴやババタレでした。釣果的に秋の数釣のような感じでしたが、満足の釣行でした。暖かくなり、寒グレは終盤になり、これからの時期は産卵後の荒食いで数も大型も狙える面白い季節に向かいます。
ぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?