2月になると釣り物はほとんどなくなり気温だけでなく釣果も寒い時期ですよね…
しかし、南伊勢より南側の海は違います。そう、実は2月現在真鯛の乗っ込みが始まっているんです。
知らなかったでしょう?私も知りませんでした。という事で、今回は三重県紀北町の白浦に位置する
栄丸渡船さんにお世話になり真鯛狙いで筏釣りに行ってきましたのでご紹介致します!
今回の釣り場はココ!!
白浦トンネルを超えて港近くまで来たら、白浦漁村センターという真っ白な建物が右手に見えるので、そこを左折したら
すぐ目の前に駐車場があります。そして荷物を降ろし、出船まで忘れ物ないか最終チェック!!
釣行時の釣場状況
- 釣行日:2023.02.05
- 天気:晴れ
- 潮:大潮
- 気温:12℃
- 水温:17℃
- 釣れた時間帯:8時頃
- エサorルアー:エサ
2月の出船時間は午前7時。朝焼けも綺麗で、ロケーションも最高GOOD!!!期待に胸膨らませいざ筏へ!!
今年1月に筏をリニューアルしたとの事で乗ってみると筏は非常に綺麗!ちなみにバケツやエサを入れる桶も借りれますので安心ですね!
当日使用した集魚剤
いよいよダンゴ作り!今回筆者が使用した集魚剤はこちら↓↓
『マルキュー 濁りオカラ』+『マルキュー 激重ペレット』+刺し餌『オキアミ食い込みイエロー』
今回は真鯛をターゲットにしているので、警戒心を解くために濁りが強く出る『濁りオカラ』をチョイスしました。
そしてここ白浦の筏周りは養殖イケスがたくさんあり、普段からペレットなどを食べ慣れているいわゆる脱走真鯛などが多いので、養殖用ペレットが配合されている『激重ペレット』の二種類をブレンドして使用しました。
今回使用した道具達
ロッド BJイカダAIR 135MT | メーカー ダイワ | |
リール セイハコウ60SP | メーカー シマノ | |
ライン フロロカーボンライン2.5号 60m | メーカー サンライン | |
付けエサ オキアミL | メーカー マルキュー | |
ダンゴエサ 濁りオカラ 激重ペレット | メーカー マルキュー |
寄せエサを作りましょう
ダンゴはほどよい水分量が大事です。ダンゴを握る回数は水深と同じくらい(おにぎりを握るくらいの強さがBEST!)
にして、着底したら長くても1分以内でダンゴが割れるのが理想です。
【STEP①】…海水を入れてコネコネしたら、片手でギュッと握ってみましょう。その時に握った形になんとなくまとまる程度になるまで海水を足して調整していきます。ベチョベチョは厳禁!!
【STEP②】…次にダンゴの固さを調整するためにまずは空バリのままダンゴを握り、着底してから大体の割れる時間を計ります。
→割れるまで長ければ、握る回数を減らす。
→ダンゴを落としてる最中に割れてしまうようならば、握る回数を増やすor海水を少し足して粘りを出す。
この調整用のダンゴは事前に魚を寄せておく為でもあるので、多少手間でも頑張りましょう!!
釣り開始!モーニングタイムで早速本命か!?
いざ実釣!!
水深は12m前後と深すぎず浅すぎず、水草などが点在する砂底で、ハリはチヌ針6号を使用しました。
ダンゴが割れてすぐにアタる。しかし、穂先がビミョーに曲がる程度で本アタリが来ない…
しかし流石メタルトップ!目に見えるアタリは変わらずとも手元に伝わる振動の強さが変わり、思いっきり合わせると強烈な引きがっ!!
一投目ですぐ釣れてきたのは40cmジャストのマダイ!!早くも本命GET\(^o^)/
その後連発を期待しましたが、アタリはほぼ無いが、その代わりエサがズタズタに。
むむ…?
もしやこれは…
カワハギに浮気してみた
という事で万が一に備え持ってきたエギングロッドにがまかつの『ダブルカワハギ2段仕様』という最近お気に入りの
カワハギ用胴付き仕掛けでアサリを付け投入。するとカツンっカツンっ!と良いアタリが!
ダブルの針で確率大幅up! 24cmのカワハギがHIT!
引きを楽しみ水面まで浮かせると24cmのカワハギが釣れました(^○^)
その後同サイズのカワハギをもう1枚追加し、これには筆者もニッコリ。
渋いよ後半戦!!
気を良くしたまま本命のダンゴ釣りを再開。すぐにモゾモゾとしたアタリがあるのですが、なかなか乗らない…
しかし我慢しすぎるとエサだけが無くなる…誘いをかけたりするが掛かっても途中でバレてしまったりすっぽ抜けが
多発して大苦戦。悔しい。
こうなったら一ミリでも穂先が動いた瞬間合わせてやるっ!と半ばヤケクソ気味で即合わせしたら
48cm近くの真鯛をGET!その後も糸を送り込んでしっかり食い込ませてなんとか3匹目をGET!!
47.5cmのマダイ!
後半の2匹も強烈な引きで非常に面白い!!
その後は80cm近いボラが釣れたりと、魚は高活性!!しかし、小一時間でエサが無くなり納竿となりました。
釣るためのワンポイントアドバイスや当日に釣果につながった行動やきっかけ
この時期で特に活性が低い場合は、モーニングタイムを除いて基本的に刺し餌は這わせる事が大事だというのと、
今回は2.5号のラインを使用しましたが、恐らく2号もあれば大丈夫かなと思います。
そしてモゾモゾしたアタリが出始めた時に糸を送り込んでから1~2発目のアタリの食い込み具合で合わせの判断が出来れば釣果に繋がるかもしれません。
当日の釣果と最後に
痩せてるように見えますが、脂ノリノリで昆布締め、アクアパッツァ、刺身、漬け丼、カルパッチョで頂きましたよ!超絶美味しかったです!
今回は真冬というのもあり本命のマダイの活性が低く手こずってしまいましたが、堤防釣りと違って筏釣りは水深がある分非常に多くの魚達が筏の下に潜んでいます。ロケーションも良く、陸上からとは違った景色があり、基本的には1グループに付き1か所の貸し切りとなるので、どんな釣り方でも何をしても誰にも文句も言われず、自由に釣りを楽しめるのが醍醐味です。
そしてここ『栄丸渡船』の船頭さんは気さくで話しやすくとても良い方です。港に帰ってくると船頭さんの奥様とネコさんがお出迎えしてくれるので、初心者の方でも安心して出来ます。皆さんも是非行ってみてはいかがでしょうか?
今回使用したおすすめ商品
がまかつ ダブルカワハギ 2段仕掛 FK128 (堤防釣り 仕掛け)
2段仕掛けのため掛かる確率up!!針一つ一つにエサを付けてアピール力upも出来ます!
マルキュー 濁りオカラ 584 (クロダイ チヌ 釣りエサ 集魚剤)
強力な煙幕でチヌや真鯛を寄せます。バラケやすいので、ブレンドがおすすめです。
マルキュー 激重ペレット 0639 (釣りエサ)
養殖用のペレットを配合した養殖周りでの筏カセ釣りなどにはもってこいの集魚剤です。まとまりが非常にいいので、ノンストレスでダンゴを握れます。
↓早速釣りに行く?↓
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