夏といえば海!海といえば釣りですね!
そして9月過ぎると一気に涼しくなり、魚達が一番賑やかになり爆釣しやすくなる時期でもあります。
これから釣りを始めてみたという方や、お子様を連れて釣りなどレジャーを楽しまれるご家庭も多いと思います。
しかし、どこもかしこも人だらけ…仲間内や恋人、家族だけで釣りを楽しみ、大きい魚も釣りたいですよね。
今回は、これから最盛期を迎えるオススメの釣り『筏釣り』に行ってきました。
特にこれから筏釣りを始めるという方は必見!!それではどうぞ!
そもそも筏釣りとは?
木の板を張り合わせて足場を作り、それを海の上に浮かばせたものを『筏』と呼びます。
普段堤防などで釣りをするような場所とは違い、海の真ん中で釣りをするので港から船で送迎をしてもらいます。
そして水深は10m~20m前後と、結構深いので色々な種類の魚がおり、場所や時期にもよって多少釣れる魚は変わりますが、
真鯛・チヌはもちろん、グレやアジ、カワハギ、石鯛、根魚、アオリイカ、ブリなど大型の魚も釣れたりするんです。
基本的にどこの筏も釣り方は自由なので、サビキ釣り・ルアー釣り・ヤエン釣り・泳がせ釣りにエギング…
なんでも出来て、とても魅力のある釣りです。
時期は暖かくなり始めて、鯛類などの産卵期前後となる3月末~6月頃、そして色々な魚が釣れる8月~10月末までがおススメです!
今回はそんな筏釣りの中でも人気のダンゴ釣りをしてきましたので、これから始めたいという方には必見!
是非見ていってくださ~い!!
今回お世話になった宝成渡船さんはココ!!
まずは電話で出船時間の確認をして予約完了!!
船長さんは気さくで、とてもいい人です。帰りにお土産もくれますよ♪
釣行時の釣り場状況
- 釣行日:2023.07.30
- 天気:晴れ
- 潮:中潮
- 気温:33℃
- 水温:27℃
- 釣れた時間帯:9時頃
- エサorルアー:エサ
水深は20m前後。左側の筏の写真に写っていますが筏の横に養殖イケス(鯛などが育てられてる)
があり、ここに撒かれるエサにつられて色々な魚が居着いてるんですよね~
もちろんイケスの中では釣りをしちゃダメですよ!!
当日使用したエサとタックル
今回の集魚剤はマルキューさんの新製品『ウェットダンゴチヌ』を使用しました。
なんとこの製品、ウエットタイプなので水で混ぜる必要がなく、開封したらすぐに使用可能となっており、
集魚剤を桶に入れてコネコネする手間も省けるので、貴重なモーニングタイムを無駄にしない非常に便利
な寄せエサとなっております。
個人的に特に感動したのは、ダンゴを固く握り込んでも必ず2分以内に割れてくれます。初心者の方や、
ちょっと今回は手軽にやろうかな~という方などに超オススメ!
そしてハリに付けるエサには、練り餌、さなぎ、アケミ貝をチョイス。
(この時期のオキアミはすぐに盗られちゃう!!)
詳しいタックル図はこちらをご参考下さい
→https://fishing-you.com/wp-content/uploads/2016/07/enjoy_17kakarikurodai.pdf
ロッド チヌリミテッドラガー 148/175 | メーカー 黒鯛工房 | |
リール セイハコウ60SP | メーカー シマノ | |
ライン フロロカーボン2号 | メーカー FUNTOOL | |
付けエサ サナギ・練り餌・アケミ貝 | メーカー マルキュー | |
ダンゴエサ ウエットダンゴチヌ | メーカー マルキュー |
マルキュー ウエットダンゴチヌ 0655 (クロダイ チヌ 釣りエサ 集魚剤)
開封したらすぐに使用可能!比重も重く、ウエットタイプなのですぐに握れる!
釣り開始!!
握るダンゴが大きくなると、ダンゴが割れるまで時間が掛かるので、大きければいいってもんじゃ~ないよぉ~
ここから魚達とのコミュニケーションが始まります。
着底したら糸を張って、穂先に若干テンションがかかった状態をキープし、ダンゴが割れるのを待つのですが、この時にダンゴに向かって色々な魚が突っ込んできます。
これを『ダンゴあたり』と呼ぶのですが、周りのダンゴをつついているだけで、激しくアタリが出ていても魚は掛からないので注意!!ついつい合わせたくなるけど我慢ですよ!!!我慢!!!
糸を張って待っていると、プンッ!っと軽くなる瞬間が来る。そう、ダンゴが割れたのであ~る。
穂先が上の写真の様にノの字になり(穂先の硬さによって違う)、引っ張られるような感覚が無くなったら、
できるだけ穂先を海面に近づけてアタリを待ちます。このドキドキが筏釣りの醍醐味でもあります。
ダンゴが割れると同時に魚が喰いつく事も多く、まだ慣れていない時はそれをダンゴアタリだと勘違いして、見逃してしまう事もあるので、割れた瞬間は確実に把握できるようにしてください!!
当日の釣果
潮の流れも速いため、朝一番はガン玉の4Bを付けてアケミ貝などで始めましたが、餌取りが非常に多く苦戦…。
さなぎもヒイラギに盗られるばかりでしたが、朝9時頃に急に餌取りがいなくなったとたんに39cmほどの真鯛をGET!!
その後立て続けにヘダイなど釣れて、鯛系ラッシュが来たか!と思ったらひと際強い引きが!!
釣りあげてみると35cmのとても綺麗なチヌが釣れました。
釣るためのワンポイントアドバイスや当日に釣果につながった行動やきっかけ
この時期は色々な魚が釣れるだけに、エサを盗られやすいのでハードタイプの練り餌や、
さなぎなど硬めのエサを使用しましょう。
ダンゴが割れて細かいアタリだけで本アタリが無かったら仕掛けを回収し、
新しいエサを付け替えることでリセットできるので結果的に手返しが増え、大きい魚に出会える確率がUPします。
さっきまで小さい魚がいっぱい釣れてたのに急に反応無くなったな~という時は大大大チャンス!!
今回もヒイラギ達が急に釣れなくなり、真鯛、ヘダイ、チヌが連続でヒットし、鯛類が集まってきていました。
やはりこのチャンスを逃さない為にも、手返しは大事になります。
今回はそれに加え、餌取りの様子をみつつ頻繁にエサを変えていたので、
それも釣果に繋がったと思っています。(コーンも使えばよかった!!)
最後に
春のシーズンが終わると、次は秋に最盛期を迎える『筏釣り』
9月が過ぎて気温が下がり私たちが釣りをしやすくなるのと同様に、海の魚達も活発になりこの時期は一番ボウズの可能性が低いので、どなたでも釣りを楽しめるんですよね。
今回は筏でのダンゴ釣りをご紹介しましたが、他にも色々な釣りを誰にも邪魔されず好きなだけ出来ますので、
皆さんもご家族や、友人同士、恋人と筏釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
そして、万が一に備え必ずライフジャケットは着用して下さいね。
良き釣りライフを!!!!レッツフィッシング!!!
あ、最後に筏釣りオススメのアイテムなどご紹介してさよならしましょう。
【初心者向け】筏釣りにおすすめのアイテム
ロッド
●ダイワ 飛竜 イカダ 150P・V (筏竿)
上位機種に迫る仕様と調子にもこだわったイカダ竿
これから始める方にはコレ!!リールの持ち手の部分がパイプシートタイプと、板シートタイプとなっており、釣り方や釣り場、釣りスタイルに合わせて選べます。
『P』…パイプシートのグリップは下向きリールを使ったダンゴ釣りなど、」
今回のレポートに書いたような釣り方をメインとするならこちらがオススメ!
『V』…板シートタイプは完全フカセや落とし込みで大鯛狙いたいという方や、ベイトタイプなどの上向きリールを使いたい方にオススメです。
リール
●FUN TOOL (ファンツール) 黒王 light 【右巻き用】 (チヌ リール) FUNTOOL
● FUN TOOL (ファンツール) 黒王 light 【左巻き用】 (チヌ リール) FUNTOOL
価格がリーズナブルで、ドラグ機能を搭載しているので操作性もかなり良く、スプールの回転もスムーズなので使いやすいです。若干慣れが必要になりますが、筆者もこちらの下向きタイプを使用しています。ダンゴを落とし込む時、糸を送り込みたい時など、細かい操作がしやすく、やり取りも非常にスリリングになり、使い慣れるとかなり楽しいですよ。筆者はこちらで大鯛と闘うのにハマっています(笑)
入門用として超オススメ!!
●ダイワ チヌジャッカー (チヌ クロダイ リール)
イカダ釣り・かかり釣りのベーシックモデル、基本性能充実です。
上向きタイプで使うならダイワのチヌジャッカーがオススメ!
価格を抑えながらも、筏釣りに必要な性能が充実しておりコスパ良しです。
大物を掛けた時のやり取りも非常に楽になりますが、あくまで筏釣り用
で通常のベイトリールとは違うので注意!
ライン
●FUN TOOL (ファンツール) 筏かせ 100m (筏釣りライン) FUNTOOL
筏釣りでは平均水深が10~20m前後が多いので、こちらの糸は100m(50mマーキング入り)のため、2回分使用する事が出来ます。
●数々の実釣テストを重ねあらゆる状況・・・浅場から深場、早潮、二枚潮、潮止まり・・・様々な筏、かせでの実釣から生まれたフロロカーボン100%ハリス。
基本設計はソフトタイプですが直線性が良く、適度に張りを残しておりますのでリールに巻いた後も実釣前に引っ張って戻すことでかなり巻きグセが取りやすくアタリも明確!
表面硬度も硬く耐摩耗性にも優れています。
竿受け
●第一精工 センター竿受 80号
カセ釣りで使用するのにも便利なアダプター付き!
穂先側の支えの中間部分にも竿を掛けられるようになっており、
仕掛けを落とすのを早められます。
小物・スカリ等の筏釣り便利アイテム
●昌栄 パワー台ネジ
竿受けやスカリなどを、筏・カセに固定するのに必須のネジです
●プロマリン クレモナワイヤー巻スカリ 45×3 45cm AKA017-453 (スカリ ビク)
筏用ではないですが、低価格で大きい魚も入り他にも色々な釣りで使用可能です
●昌栄 ワイヤービク 太網 790-1
台ネジ(別売り)を使いカセや筏に固定する専用タイプです。
多少お値段は張りますが投入口が解放式のため釣れたら放り込むだけなので、いちいちスカリを引き上げて、口を開けて魚を入れて、また海に戻して…という面倒な作業を省けるため結果手返しがよくなり、時合を逃さないという最大のメリットがあります。
筏師は皆持っているくらい必須アイテムです。
■口径:30cm
■底径:45cm
■全長:120cm
■網:太網
《昌栄 ビク》
●口部が最大30゜傾き魚が入れやすい角度調整を、ワイヤービク全アイテムに採用!
●大きなビクも小さく簡単に仕舞うことができ、持ち運びに大変便利!使用時には木ノ柄を持ち上げるだけでパラシュートのように開く便利で合理的な設計です。また、別売りのがっちりキーパー(万力)をセットすることによりカセ釣りなどにも使用できます!
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